よくあるご質問
受診について
予約をすれば待ち時間なく診察を受けられますか?
可能な限り待ち時間を短くするよう努めておりますが、診察内容や前の患者さまの状況、また緊急性の高い方の対応により、予約時間通りに診察を開始できない場合がございます。
また、症状の重さによっては診察の順番が前後することもあります。何卒ご理解のほどお願いいたします。
なお、予約時間を過ぎてご来院された場合は、先にお待ちの患者さまを優先してご案内する場合がございます。
予約なしでも受診できますか?
ご予約がなくても受診は可能ですが、当院は完全予約優先制となっております。
予約なしで来院された場合、待ち時間が長くなることがありますので、事前にWEB予約またはお電話でのご予約をおすすめいたします。
発熱があります。直接行っても診てもらえますか?
発熱のある方も診察可能ですが、ご来院前に必ずお電話で「発熱外来希望」である旨をお伝えください。
症状の内容によっては、より適切な医療機関での受診をおすすめする場合もございます。
発熱のある方は、できるだけお車でのご来院をお願いいたします。
当クリニックに到着されましたら、院内に入る前にお電話ください。
お車でお越しの方はそのまま車内でお待ちいただき、徒歩などでお越しの方はスタッフが発熱専用待合室へご案内いたします。
なお、発熱待合室には限りがございますので、あらかじめご了承ください。
車椅子での受診はできますか?
はい、可能です。
院内はすべてバリアフリー設計となっており、車椅子のままスムーズにご利用いただけます。
受診の際に必要な持ち物を教えてください。
以下をご持参ください:
- マイナンバーカード(マイナ保険証)
または 資格確認証 - お薬手帳
- 公費受給者証(お持ちの方)
駐車場はありますか?
はい、クリニック前に無料の駐車場(86台分)をご用意しております。
お車でも安心してご来院いただけます。
※ 駐車場内での事故や盗難などにつきましては、責任を負いかねますのでご了承ください。
服装で気をつけることはありますか?
関節や皮膚の診察、レントゲン検査を行う場合があります。
スムーズな診察のため、以下のような服装をおすすめします
- 膝や肘を出しやすい、ゆったりとした服装
- 脱ぎ着しやすい衣類
- 靴下やストッキングを脱ぐ場合もあるため、ブーツ・タイツなどは避けてください。
食事を抜いて受診したほうがよいですか?
特に指定がない限り、絶食の必要はありません。
血液検査などで絶食が必要な場合は、事前にご案内いたします。
診察券をなくしてしまいました。
診察券は患者さまの確認に必要なものです。
紛失された場合は、実費での再発行となりますので、受付までお申し出ください。
高血圧・糖尿病・脂質異常症(高コレステロール血症)などの生活習慣病や、その他の内科疾患も診てもらえますか?
当院では、リウマチ・膠原病・アレルギー疾患の専門診療に加え、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病や、かぜなど一般内科疾患も幅広く診療しております。
内科専門医として、全身の健康管理や合併症の早期発見・予防にも力を入れておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
医療費の支払いが難しい場合、相談できますか?
はい、可能です。医療費の自己負担が大きくなる場合には、公的な医療費助成制度や高額療養費制度などのご案内も行っております。
また、プライバシーに十分配慮した上でご相談をお受けいたしますので、遠慮なくお申し出ください。
クレジットカードでの支払いはできますか?
はい、クレジットカードでのお支払いが可能です。
交通系ICカードやQRコード決済には現在対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。
受付でお薬だけもらうことはできますか?
申し訳ございませんが、診察を受けずにお薬だけをお渡しすることはできません。
医師法第20条により、無診察での投薬や処方箋の交付は禁止されています。
お薬の処方は、診察によって効果や副作用、体調の変化を確認したうえで行う必要があります。安全で適切な治療のために、毎回の診察にご協力をお願いいたします。
何歳から受診できますか?
当院では、中学生以上の方を対象に診療を行っております。
検査や治療について
関節リウマチの検査や診断はどのように行いますか?
関節リウマチの診断には、症状・診察所見・血液検査・画像検査などを総合的に評価することが大切です。
当院では、関節エコー検査(超音波検査)・X線検査・血液・尿検査などを組み合わせて、炎症の程度や関節の損傷の有無を詳細に評価します。関節エコーでは、早期の炎症や滑膜肥厚など、レントゲンでは分からない変化も確認できます。
必要に応じて、CTやMRIなどの精密検査が可能な医療機関とも連携し、より正確な診断と最適な治療方針の決定を行っています。
どのような検査ができますか?
当院では、以下の検査が可能です。
- 血液検査:血球数、CRP(炎症反応)については院内で可能です。その他の詳細検査は外部検査機関に委託しております。
- 尿検査:蛋白・潜血・糖などの基本項目を院内で測定できます。
- 関節エコー検査:関節内の炎症や滑膜肥厚、腱の異常などをリアルタイムに評価できます。
- レントゲン検査:関節や胸部の画像診断が可能で、胸部レントゲンにはAI診断支援機能を搭載しています。
- 骨密度検査(DXA法):骨粗鬆症の診断や治療効果判定に用いられる骨密度測定を院内で行うことができます。
また、CT・MRI・内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)・骨密度検査・呼吸機能検査などが必要な場合には、近隣の医療機関と連携し、スムーズに検査を受けていただけるようご案内いたします。
線維筋痛症は診てもらえますか?
申し訳ありませんが、線維筋痛症は当院の専門領域(自己免疫疾患)とは異なるため、診療の対象としておりません。
線維筋痛症の診療をご希望の場合は、専門的に対応している医療機関が掲載されている日本線維筋痛症・慢性痛学会の医療機関検索ページをご参照ください。
関節リウマチ・膠原病について
関節リウマチと膠原病の違いは何ですか?
膠原病とは、免疫の異常によって全身の組織(結合組織)に炎症を起こす病気の総称です。関節リウマチもその一つに含まれます。
関節リウマチは、主に関節に炎症が起こる病気で、手や足の関節の腫れ・痛み・こわばりが代表的な症状です。放置すると関節の変形や機能障害をきたすことがあります。
一方、膠原病は一つの病名ではなく、免疫の異常が全身の臓器(皮膚、筋肉、肺、腎臓など)に影響を及ぼす疾患群のことを指します。代表的なものに、全身性エリテマトーデス(SLE)、シェーグレン症候群、全身性強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、混合性結合組織病、血管炎症候群などがあります。
どちらの疾患も自己免疫の異常が原因であり、早期診断と適切な治療が重要です。当院では、これらの疾患を専門的に診療しています。
健診でリウマチ因子(RF)が陽性といわれました。関節リウマチなのでしょうか?
リウマチ因子(RF)が陽性でも、必ずしも関節リウマチというわけではありません。
リウマチ因子は、健康な方でも約5〜10%で陽性になることがあり、特に高齢の方では陽性率が高くなります。また、他の膠原病、慢性の感染症、肝疾患、ウイルス感染後などでも陽性になることがあります。
関節リウマチの診断には、RFの結果だけでなく、
- 朝のこわばりや関節の腫れ・痛みといった症状
- 炎症反応(CRP、赤沈)
- MMP3(関節破壊のマーカー)
- 抗CCP抗体(より特異度の高い検査)
- 関節エコー、レントゲン、MRI
などを総合的に評価する必要があります。
もし関節の腫れや痛み、朝のこわばりなどの症状がある場合は、早期診断・早期治療が大切です。ご心配なときは、どうぞ一度ご相談ください。
関節リウマチ・膠原病は完治しますか?
関節リウマチや膠原病は、免疫の異常によって起こる慢性の自己免疫疾患です。残念ながら現時点では、根本的に完治させる治療法(=病気そのものを完全に取り除く方法)は確立されていません。
しかし、治療法の進歩により、炎症をしっかり抑えて症状がなくなる「寛解」状態を長く維持できる方が大幅に増えています。
適切な薬物療法と定期的な診察により、関節の痛みや腫れがなくなり、発症前とほぼ変わらない日常生活を送ることが可能です。
近年では、薬の量を減らしたり、場合によっては中止しても寛解が続くケースもあります。特に早期に治療を開始するほど、寛解が得られる可能性が高まります。
そのため、「完治」よりも「寛解を維持し、安定した生活を続けること」が治療の目標となります。
膠原病や関節リウマチは長いお付き合いが必要な病気ですが、今では多くの患者さんが痛みのない生活を取り戻されています。
どのような自覚症状があれば、受診した方がよいでしょうか?
関節リウマチや膠原病は、初期にはかぜや疲労のような軽い症状から始まることも多く、早期発見がとても大切です。
以下のような症状がある場合は、一度ご相談ください。
- 朝起きたときに手や指がこわばる(動かしにくい)
- 関節が腫れて痛む、または左右対称に複数の関節が腫れている
- 原因不明の発熱や倦怠感が続く
- 体の節々や筋肉が痛む
- 口や目の乾きが強い
- 手指の冷えや色の変化(白くなる・紫になる)がみられる
- 指の皮膚が固くなってきた
- 乾癬/掌蹠膿疱症(皮膚の病気)をお持ちで関節痛が出てきた
これらは関節リウマチや膠原病の初期症状として現れることがあります。
「年齢のせいかな」「そのうち治るだろう」と思わず、気になる症状が続く場合は、早めの受診をおすすめします。
リウマチや膠原病は遺伝しますか?
関節リウマチや膠原病は、「遺伝病」ではありません。
つまり、親が病気だからといって必ずお子さんに遺伝するものではありません。
ただし、発症しやすい体質(遺伝的素因)が一部関係していることが知られています。
研究では、関節リウマチの一卵性双生児のうち、片方が発症した場合にもう一方も発症する確率は約15〜25%程度と報告されています。
これは「同じ遺伝子を持っていても、4人に3人は発症しない」ことを意味します。
実際の発症には、遺伝的素因だけでなく、
- 喫煙
- 歯周病や慢性感染症
- ウイルス感染
- 女性ホルモンの変化
- 強いストレス
などの環境要因や生活習慣が大きく関わります。
そのため、「遺伝する」というよりも、遺伝と環境の両方が影響する体質的な病気と考えるのが正確です。
ご家族にリウマチや膠原病の方がいらっしゃる場合でも、過度に心配する必要はありません。
ただし、「関節が腫れる」「朝のこわばりがある」などの症状が出た場合は、早めに受診して確認することをおすすめします。

