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発熱が持続する

「微熱が続いてなかなか下がらない」
「夜になると毎日熱っぽくてだるい」
「解熱剤を飲んでも一時的にしか下がらない」

このように「発熱が何日も続く」という状態は、風邪やインフルエンザとは異なる疾患が原因であることも多く、注意が必要です。

和泉市の「なかばやし内科・リウマチ科」では、感染症内科的な観点に加えて、膠原病・リウマチなど自己免疫疾患の専門的な知見を活かした診療を行っております。
「熱が続いていて原因がわからない」という方は、ぜひ早めにご相談ください。

発熱が持続する原因

発熱の持続とは、37.5℃以上の熱が3日以上続く状態を指すことが多いです。明らかな風邪症状がない場合や、熱だけが長引いているときには、以下のような病気の可能性も考慮する必要があります。

感染症によるもの

  • 肺炎・尿路感染症などの一般的な感染

  • 感染性心内膜炎、結核などの特殊な感染症

  • ウイルス感染

膠原病・自己免疫疾患によるもの

  • 全身性エリテマトーデス

  • 成人スティル病

  • 血管炎症候群 など

自己免疫疾患では、細菌やウイルスがいないのに、体が自分自身を攻撃して炎症が起きてしまい、熱が続くことがあります。

その他の原因

  • がん(悪性リンパ腫、白血病など)

  • 薬剤熱

  • 甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患

これらは原因不明の発熱(FUO)と呼ばれることもあり、専門的な診断が求められます。

発熱が続くときに疑うべき病気(一覧)

疾患カテゴリ 疾患名の例 特徴
感染症 肺炎、尿路感染症、結核、感染性心内膜炎、ウイルス感染など 数日で改善するものもあれば、長引く感染(結核・感染性心内膜炎など)も
自己免疫疾患 全身性エリテマトーデス、成人スティル病、血管炎症候群 微熱〜高熱まで。発疹や関節痛を伴うことも
内分泌疾患 甲状腺機能亢進症 動悸・体重減少・不眠を伴う
腫瘍性疾患 悪性リンパ腫など 発熱・倦怠感・寝汗が特徴的
薬剤性 特定の薬剤 使用中止で改善するが鑑別が困難なことも

発熱が持続する場合の検査と治療

1. 問診・診察

  • 発熱の時間帯や持続期間

  • 解熱薬の効き方

  • 併発している症状(関節痛、発疹、咳、尿の違和感など)

  • 使用中の薬や持病の有無

2. 検査

  • 血液検査(白血球、炎症反応 [CRP]、抗核抗体、自己抗体、甲状腺ホルモンなど)

  • 尿検査

  • レントゲン検査(当院ではAI画像解析サポート機能付き)

  • 関節エコー検査(関節炎を伴う膠原病に有効)

  • 必要に応じて外部医療機関と連携し、CT・MRI・PET-CT検査なども検討

3. 治療

原因が特定されたら、それに応じた治療を行います。

  • 感染症が原因の場合:適切な抗菌薬や抗ウイルス薬

  • 自己免疫疾患が原因の場合:ステロイド、免疫を調整する薬(免疫抑制剤、生物学的製剤など)

  • 薬剤性が疑われる場合:薬の中止・変更

発熱が持続する症状についてのよくある質問

Q1. 市販の解熱剤を飲んでも熱が下がりません。大丈夫ですか?

A1. 一時的に熱が下がっても、原因が残っていると再発します。 原因を特定して治療することが大切です。

Q2. 検査をすればすぐに原因はわかりますか?

A2. 明確な原因が分かる場合もあれば、複数の検査や経過観察が必要になることもあります。 当院では必要に応じて連携病院と協力して診断を進めます。

院長より

「熱が続くだけ」と思っていた症状の陰に、リウマチや膠原病などの慢性疾患が隠れていることがあります。

私はこれまで、大学病院や市中総合病院で、原因不明の発熱に悩む多くの患者さんを診てきました。

当院では、感染症から自己免疫疾患まで幅広い視点で原因を探り、必要に応じて専門施設と連携しながら最善の対応を行います。

原因が分からない発熱が続く場合は、早めの受診をおすすめします。

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