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関節が痛い・腫れる

「朝起きたら手の指がこわばって痛む」
「階段を降りるときに膝がズキッとする」
「関節がぷっくり腫れて熱っぽい」

このような「関節の痛みや腫れ」は、年齢や体型に関係なく起こる可能性があります。関節の痛みには、加齢や使いすぎによるものから、関節リウマチや膠原病といった自己免疫性疾患まで、さまざまな原因が隠れています。

当院「なかばやし内科・リウマチ科」では、日本リウマチ学会認定『リウマチ専門医』が、関節症状の鑑別から専門的治療までを丁寧に行っています。

「様子を見ようかな」と思わずに、気になる症状は早めにご相談ください。

関節が痛い・腫れる原因

関節の腫れや痛みには、以下のようなさまざまな原因が考えられます。

関節の炎症や変形によるもの

  • 関節リウマチ
    自己免疫の異常により関節を攻撃して炎症が起こる病気です。特に朝のこわばりや左右対称の腫れが特徴的です(免疫異常による関節炎であり、「膠原病」に分類されます)。

  • 変形性関節症(膝や指など)
    関節の軟骨がすり減って痛みが出る、年齢や体重に関連しやすい病気です。

  • 痛風・偽痛風
     尿酸やカルシウムの結晶が関節にたまって急激な痛みと腫れが起きます。

  • 感染性関節炎
     細菌などが関節内に入り、発熱や腫れが強く出る急性の関節炎です。

免疫異常に関係する病気

自己免疫の異常によって、関節や全身の臓器に炎症を引き起こす疾患群です。
関節リウマチもこのグループに含まれ、他にも以下のような病気があります。

全身性エリテマトーデス

強皮症

シェーグレン症候群

多発性筋炎・皮膚筋炎

リウマチ性多発筋痛症

乾癬性関節炎、掌蹠膿疱症骨関節炎 など

これらは、膠原病と呼ばれる疾患群に分類されます。

関節が痛い・腫れるときに疑うべき病気

関節痛の原因は多岐にわたるため、早期の鑑別診断が非常に重要です。当院でよく見られる代表的な疾患を紹介します。

疾患名 特徴的な症状
関節リウマチ 朝のこわばり、手指や足指の左右対称な腫れ
変形性膝関節症 膝が痛くなり階段の上り下りがつらい
痛風 足の親指の付け根に突然激痛が起きる
偽痛風 高齢者に多く、膝などが腫れて熱を持つ
乾癬性関節炎 皮膚の乾癬に加え、関節にも痛みが出る

症状の経過や出方により、治療方法も大きく異なります。

関節が痛い・腫れるときの処置や治療法

当院では、症状に応じた段階的な診断と治療を行っています。

1. 詳細な問診と診察

  • 痛みの出方(朝・夜・動作時など)

  • 痛みの部位・範囲

  • 腫れ・熱感の有無

  • 生活にどのような影響があるか

リウマチ専門医が、初期症状の特徴を丁寧にヒアリングします。

2. 検査による原因の特定

  • 血液検査(炎症反応 [CRP]、リウマチ因子、抗CCP抗体、尿酸値など)

  • 関節エコー検査(当院はAI搭載機器を導入)

  • レントゲン検査

  • 必要に応じて、紹介先医療機関でのMRIやCTも検討します

3. 治療方針の決定

原因により以下の治療を選択します。

  • 抗リウマチ薬(メトトレキサートなど)

  • 生物学的製剤、JAK阻害薬

  • 痛み止め(NSAIDs)、湿布、ステロイドの短期使用

  • 生活習慣改善(減量・サポーター使用など)

当院では「使える関節を守る」「将来の機能を残す」ことを大切に、患者様の生活に寄り添った治療を目指しています。

関節が痛い・腫れる症状についてのよくある質問

Q1. ただの「使いすぎ」かもしれませんが、受診しても大丈夫ですか?

A1. はい、大丈夫です。「たかが関節痛」と思わず、早めの診察が大切です。関節リウマチなどは早期診断が重要です。

Q2. 整形外科と内科、どちらに行けばいいのでしょうか?

A2. 関節リウマチや膠原病が疑われる場合は、内科・リウマチ科での専門的な評価が必要です。迷われたら当院にご相談ください。

Q3. 痛みが一度治まったのですが、また再発しますか?

A3. 再発することもあります。発症初期の記録が診断のカギになるため、症状が出たらスマホで写真を撮っておくのも良いです。

院長より

関節の痛みや腫れは、日常の不調のようでいて、実は体の中で免疫異常が起きているサインであることも少なくありません。

私は長年、大学病院や市中総合病院で関節リウマチ・膠原病を専門に診てきました。

「なんとなく関節が変」「家族にリウマチの人がいる」「健診でリウマチ因子が陽性であった」など、小さな不安でも構いません。

当院は、リウマチ専門医として、地域の皆さまが安心して相談できる「関節のかかりつけ医」でありたいと考えています。

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